製品紹介

快適な暮らしを維持するために、屋根はとても大切です。
様々な屋根材が流通する現代において、今なお強い人気を誇るのが瓦屋根です。
瓦屋根は内部の空気層が多いため、夏の直射日光を遮り、冬は暖かな室内空気を逃さず、優れた遮音性を実現します。
それに加え、北陸のような寒冷地では、積雪の重みに耐える強度、防水性が重要になります。
越前瓦は高温で還元焼成するため、焼き締まり、強固で吸水性が極めて低い、寒冷地に最適な瓦として高く評価されてきました。
その性能の高さから、北前船で東北や北海道にまで運ばれ、函館奉行所などの名高い建築物の屋根にも使用されています。
また、実用性の高さもさることながら、優雅な色合いも高い人気を誇る理由の一つです。
越前瓦の代名詞ともいえる「銀鼠」色は、渋い魅力のある落ち着いた色合いで、長く福井の人々に愛されてきました。
その強度、風合いから、瓦だけでなく歩道や壁材としても活用される越前瓦は、これからも福井の街を美しく守っていくことでしょう。
雪止め
雪止め瓦は寒冷地の知恵の結晶と言えます。
明治期に二人の瓦職人が別々に相前後して特許をとったものが改良され、現在に至ります。
降雪量の多寡により、取り付ける数や配置を考慮して使用します。
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